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【時代・筆者に関して】
○書風から江戸時代後期頃とみられる。
○署名がなく、古歌(読み人知らず・続後撰和歌集)を書いている。近代以降の極め札(=鑑定票)が付属し「後桜町天皇」と墨書されている。後桜町天皇(1740-1813)が和歌を書いた書跡は現存している〔展覧会図録『宸翰 天皇の書』(京都国立博物館 2012) 〕。それら柿本神社蔵の和歌短冊と本短冊の筆跡の比較によれば、よく似通うものの同筆との断定がむつかしい。柿本神社蔵の和歌短冊は明和四年(1767年=後桜町天皇28歳)の自筆とのことだが、本短冊はそれよりやや素直な筆致で癖が少なく、明和四年よりさらに若い頃の筆跡にみえる。本短冊を後桜町天皇宸筆としてよいように思うが確実ではない。ここでは伝・後桜町天皇宸翰としておきたい。詳細については《参照画像》を参観されたい。
《参照画像》「後桜町天皇宸翰短冊(短籍)」(『宸翰 天皇の書』京都国立博物館 2012年刊)[左]と本短冊[右]
○後桜町天皇(ごさくらまちてんのう1740-1813)は江戸時代後期の女性天皇。諱(いみな)は智子(としこ)。父は桜町天皇、母は二条吉忠の娘(舎子。青綺門院)。弟の桃園天皇の崩御に伴い、即位した。漢学にも歌道にも長じていたとされる。和歌の師範は有栖川宮職仁(よりひと)親王(1713-1769)であり、古今伝授(こきんでんじゅ)も職仁親王から受けた。
[※古今伝授とは、和歌の聖典である『古今和歌集』の秘伝の伝授。中世以降、御子左家(みこひだりけ)など和歌が家業である家などで伝えられたが、秘伝であり、その全貌は不明の点も多い。近世以降では、智仁親王や後水尾天皇が受けた古今伝授が御所伝授として受け継がれた]
【内容について】
○『続後撰和歌集(しょくごせんわかしゅう)』(1251年成立。第十番目の勅撰和歌集)の著名な古歌(歌番号177)を書写している。
「さほ姫の 花色ころも 春をへて 霞のそでに にほふ山かぜ」
(左本姫乃 花色己呂毛 春遠部天 霞農所帝尓 尓本不山可世)
大意:佐保山の女神・さほ姫の花色の衣も春を謳歌し 春霞の袖には山のかぜが匂う
※さほ姫:大和国(奈良県)の佐保山を神格化した女神で春を司る。秋を司る竜田山のたつた姫と対となる存在として古来、和歌にも広く詠まれてきた。
【材質など】
○紙本墨書(しほん・ぼくしょ)・肉筆。伝統的な藍・紫の内曇紙(うちぐもりがみ=雲紙)に金銀の箔や金泥で加飾している。江戸後期らしい型紙を用いた金泥による雲や、金銀の砂子による霞の表現、金泥による槍霞、描き文様による笹やツル草など、その表現は多彩を極める。
○裏面には裏打ち紙が施され、手鑑などに貼り込んだ糊痕がみえる。
○近代以降とみられる極め札(鑑定票)が一枚付属している。「後櫻町天皇」と墨書してある。
【寸法】
○タテ 約36.5cm×ヨコ 約5.8㎝
※その他注記など・・・
・筆者名は基本的には署名・伝承筆者によっています。自筆・真筆であるか否かについては説明文中でふれています。
・詳細は画像資料その他を御覧ください。また、釈文等は省略・誤読もあろうかと思いますので御参考程度にお考えください。どうぞよろしくお願いします。
・出品取り消しについて・・・基本的には御入札のない場合に限りますが、画像・解説の改訂を行なう際や、他所にての販売機会との兼ね合いで、出品取り消しを行なうこともあります。たいへん失敬ながらどうか御諒承ください。
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